登山で疲れにくい「ガニ股歩き」

マタギの登山術で、山での過ごし方、トイレの作り方、食料の調達など、サバイバルに役立つ情報が嬉しい。熊と遭遇したときのことも書かれてて、物を放り投げるとそれに噛みついて時間が稼げるとか、熊は下り坂でスピードが落ちるので下った方がいいとか、とても勉強になりました。とくに印象的だったのが、「マタギ流疲れない歩き方」のくだりです。

歩き方で参考になったのは吉川さんの「ガニ股歩き」。文字どおり股を開いて体を左右に揺らしながら歩く。右に体が揺れたら右足で体を支え、左に体が揺れたら左足で体を支えるという具合だ。

足は地面に着地するときは「逆ハの字」になる。

マタギに学ぶ登山技術: 山のプロが教える古くて新しい知恵 (YAMA BOOKS)

マタギされてる吉川さん、猟の日に30キロも歩かれてるそうで、経験で身に付いた歩き方で、これがいちばん楽というの興味深いです。つま先が外を向けて、左右に体重移動をしながら、お尻の筋肉で歩く感じでしょうか。お尻の筋肉と連動して、体幹の太くて大きい筋肉も使えて、脚が疲れにくいのなるほどです。

山での事故などについても書かれてて、読んで知っておくと、山での生存確率があがる知識もあって、とても勉強になりました。

読書書籍:マタギに学ぶ登山技術: 山のプロが教える古くて新しい知恵 (YAMA BOOKS) / 工藤隆雄