琉球舞踊に武術の極意があるの興味深いです。こねり手、拝み手といった女踊りの手との類似、合気の身体感覚を踊りで解説されてて、腕の使い方が印象的です。とくに、皮膚感覚に作用させる技術「無押の押」が気になりました。
筋肉の神経を通して脳に刺激行く前に皮膚感覚が勝手に情報をキャッチして処理し、外界からの圧力情報を丹田などの身体に伝えるため、脳の感覚とは別に、身体が勝手に動くようにな錯覚に陥る。
(中略)
琉球古手でいう「無押の押」、すなわち「押さずに押す」という秘伝技になる。
合気道や太極拳など、武術の達人が相手にちょっと触れてるだけなのに、相手がガクッと崩れ落ちる感じの映像って、こいういう技術なのかもと思いました。見た感じ、筋肉で動かされてる感じではなくて、筋力とは違う不思議な感覚で崩されてるの、動画ではわからない部分、皮膚感覚へ働きかけてるのかも。
沖縄に伝わる秘伝の武術、琉球王家の「本部御殿手」というのあって、漫画バキのオーガ(範馬勇次郎)が使ってるので知りました。この本では12代宗家の上原清吉先生の言葉も紹介されてて、技の皮膚感覚を述べられてて、とても気になりました。
「掴んでいる接面には紙一枚のすき間があるのでそれを利用した」
この「紙一枚のすき間」というの、とても印象的で、少林寺拳法開祖の宗道臣先生の言葉で「真綿でくるんだように技をかける」というのも、この感覚に近いのかも。筋肉や骨ではなくて、皮膚に働きかける感じ、それが「すき間」だったり「真綿」だったり、力みのないふわっとした技の感覚でなのかも。皮膚に働きかける「無押の押」ってすごいですね。