二階堂平法の「心ノ一法」

「すくみの術」と呼ばれる「心ノ一法」あるいは「心ノ一方」という剣技術。どちらかというと催眠術に近いみたいですね。漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクターで、二階堂平法の使い手「鵜堂刃衛」が得意とする必殺技で、金縛りのような状態になって体が動かなくなるの印象的。主人公の抜刀斎こと緋村剣心に敗北しましたが、何気に最強と感じました。実際にあった秘伝なのびっくりです。

松山主水大吉は戦国期の美濃十八将の一人、松山刑部の分族である。もとは鎌倉の二階堂氏の流れで、祖父の同名主水が家伝として、この”二階堂平法”を継承していて、孫の主水に伝えた。

これは初伝を”一文字”とし、中伝を”八文字”とし、奥伝を”十文字”とする。総括して”平”の字にまとまるからだが、字形からの判断によれば、初伝は横切り、中伝は左右の袈裟切り、奥伝は縦横切り、をそれぞれ中心した刀法のようだ。そして、さらに”心ノ一法”が奥秘としてあるのである。

兵法秘伝考

心の一法、二階堂平法の高上秘伝として紹介されてて。弟子には奥伝と奥秘を教えなかったみたいで、主水さんの代で失伝してしまったらしいですね。宮本武蔵も主水を恐れて逃げたという話もあって、もしも決闘してたら、もしも弟子に伝承されてたら、歴史が変わってたのかなと、いろいろ興味深いです。

命をかけた実戦の場で、相手を瞬間的に金縛りにできるのすごいですね。心の一法の動作はどんなものかわかりませんが、しかける瞬間に隙はありそうで、失敗したら相手に斬られてしまいそう。無敵すぎて暗殺されてしまうの、とても強かったということですよね。

読書書籍:兵法秘伝考 / 戸部新十郎

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